歴史学では

19世紀ドイツの歴史家ランケによって確立された。厳密な史料批判を行い、客観的な事実を確定し、事実のみに基づいた歴史記述を行うものである。歴史を特定の立場に都合よく利用する思想を排し、科学的・客観的に歴史を把握しようという立場から主張される。一方、実証主義を標榜する研究者が、しばしば瑣末な史料批判にこだわり、大局的な歴史認識を見失う場合もある。法学の分野においては、道徳や自然法などの他の価値基準に拠らないで実定法のみに法体系の根拠をもとめる立場を法実証主義と呼ぶ。
update:2009年09月03日